和歌山工業高校

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産業デザイン科「デジタルデザイン実習」


三次元計測と三次元データの取得
 産業デザイン科では、昨今盗難事件などが多い仏像や神像のレプリカ作製に取り組み、数多くの経験と実績を持っています。(外部リンク)
 まず、三次元デジタイザーを用い、写真(下)のように像を回転させながらストライプ状の光を照射し、全ての角度から自動的に計測をおこない、三次元データを取得します。
三次元データの修正作業
 コンピュータに取り込んだ三次元データを、実物を参考にしながら三次元モデリングソフトでデータの修正を行います。この作業には手間と時間がかかります。根気強さと彫刻家のような感性が必要です。
3D造形
 修正された三次元データを用いて加工データを作成し、3Dプリンターで出力します。この作業は、装置が自動で行います。
 出力後、サポート材の除去→欠損部の修正と磨き作業→彩色作業と続き完成に至ります。
紀の川市大国主神社権大明神立像(江戸時代)
 (左側:実物・右側:レプリカ)
田辺市観音寺観音菩薩像(平安時代)
 (左側:実物・右側:レプリカ)

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