熊野速玉大社宮司より、令和10年ご遷座1900年の記念事業に向け、国宝の御神体「熊野速玉大神坐像」「熊野夫須美大神坐像」「家津美御子大神坐像」「国常立命坐像」 4体の複製制作のお話があり、今年1月に3Dスキャナで計測を行い、4月からモデリングソフトでデータの修正し3Dプリンタで造形をおこなってきました。
今回8月24日から26日の3日間、熊野速玉大社において産業デザイン科2年生6名が、造形された御神像レプリカをペーパーやすりなどを用い御磨き作業を行いました。
今後は地元新宮市の小中高生たちが着色のお手伝いを行いながら、神道芸術家の方によって仕上げられて行きます。熊野速玉大社の方からは、「多くの方のお手伝いで作っていくのは本当に素晴らしいことだと思います。」とおっしゃって頂きました。
4体の坐像の内、年末までに「熊野速玉大神坐像」1体が出来上がる予定です。



