化学技術クラブは、定時制の工業技術クラブと共同で、和歌浦干潟でアサリ養殖の研究をしています。干潟で採取したアサリ稚貝を成貝へと育成する研究で、データを取りながら、養殖方法を和歌浦の特性に合うように改良していきました。その成果が認められ、2022年より、本格的なアサリ養殖の実証実験を行うことが、和歌浦漁業協同組合から許可されました。
9月28日に、2022年設置の保護網で、漁師の方々と共同作業を行い、約7平方メートルの範囲から28.5kgのアサリを収獲しました。アサリは3.5cm~4cmの良好なサイズに育っていました。保護網は1枚が10平方メートルで、今秋は3枚の保護網からアサリを収獲する予定です。収獲したアサリは、和歌浦漁業協同組合に提供し、活用してもらいます。

